自営業になる前に知っておくべき会社員との違い

ライフスタイル
スポンサーリンク

昔は終身雇用制度があったので就職してしまえば、その会社で定年まで勤め終える事が普通でした。

 

私は、仕事で60歳~80歳の方と話をする事が多いのですが口を揃えて言われることがあるのが、

「私らが若いころは年功序列で遊んでいても昇進するし、給料も増えていく良い時代だった。今の子は大変だね~」

ということです。

 

今はそんな時代は過ぎ去り、簡単な昇進や昇給は望めなくなっていますが、大手企業が副業を解禁したり、ネットの普及でフリーランスや自営業も幅広く認知されつつあります。

 

この記事を読んでいるあなたも自営業やフリーランスとして働きたいと考えているのではないですか?

 

一つ言うならば、自営業やフリーランスはネットで出回っている程、簡単で気楽なものではありません。

 

会社員には会社員のメリットが、自営業には自営業のメリットがあります。今回は、両方を経験した事がある私が体験談について紹介していきます。

 

自営業は人間関係が楽!

一番のメリットは、人間関係の気楽さです。

上司の機嫌をうかがったり、愚痴ばかりを吐く同僚も居ませんので面倒な人間関係で頭を抱える事はありません。

 

むかつく取引先と無理矢理つきあう必要も無く、自分で仕事をしたい相手を選べるので非常に精神的な負担は軽かったです。

 

もちろん、時には嫌な仕事も引き受けなければならない場合もありますが、一度きりの付き合いにすれば良いだけです。

 

私は、他人と会話したりするのが好きではないで、パソコンを使用して自宅で行える仕事をしていました。

仕事の受注先とはチャットかメールでやりとりしていたので、他人と会話する必要もなくお金を稼げたのも良かった点です。

 

ただ、ずっと家にこもって一人でパソコンのキーボードを叩くのも長い期間続くと寂しいものです。

 

運よく実家住まいだったので家族という喋り相手が居ましたが、一人暮らしで相手が居ない場合は孤独感で仕事が手につかなくなると思います。

 

なので、気分転換できるコミュニティや相談相手などを見つけるのも仕事の一環です。

 

会社員の頃には無かった不安

人間関係のわずらわしさがなくなり、最初は「自営業は楽チン」と思っていたのですが、3カ月もすると不安に襲われる日々が訪れました。

 

その不安の正体は『不透明な未来』です。

 

今の仕事が5年後、10年後も続けることができるのか。

体調を崩すと収入が無くなるから体調管理を徹底しなければならないプレッシャー。

 

ある日、仕事を取れなくなって収入がゼロになってしまったら…

等々の恐怖で夜に眠れなくなりました。

 

そんな不安を打ち消すには複数の収入源を作るしかないと思って、新しい仕事にも取り組み始めた頃に恐れていた事が起きました。

 

私が主としていた取引相手が音信不通になったのです。

依頼されていたものを納品した後だったので何とかして連絡を取ろうと思ったのですが、どうしようも無く収入が激減しました。

 

悪いものは続くもので、音信不通のショックを受けた1週間後。

もう一つの相手から「今月いっぱいで事業をたたむ。今までありがとう」とメッセージがきたのです。

 

主たる受注先が無くなったので、経費や毎月の消耗品費なども払えなくなり貯金を崩して忍んで立て直しを図りましたが、良い仕事を貰うには信頼関係が重要なので上手くいかず。

 

もし、この時に養うべき家族と子供がいたら将来の不安で精神的にやられていたと思います。

 

それから脳みそを絞りましたが、仕事の目途もたたずにお金は減る一方でした。

 

そこで私は一つの決心をしました。

不安に襲われる毎日から逃げる為に社会へ戻り、給料をもらいながら事業の立て直しを図ることへの方向転換です。

 

そして、ある経緯を踏んで社員へと登用されたのです。

 

会社員は気楽だが面白味が無い

会社員として働いて思った事は「面白味が無い」という事です。

 

面倒な人間関係は付きまといますし、何か一つの事をするにしても稟議を提出し、許可を得て行動に移すので2週間もかかります。

 

上司はとにかく楽をする事しか考えておらず、毎日を無難に過ごす事を目標としています。

 

自営業の頃は、自分で何もかも考えて準備して行動しなければなりませんでしたが、すぐに動けるフットワークの軽さがありました。

 

また、起こした行動が成果に繋がれば自分の収入に直結するので、血眼になって利益を取りにいきましたが、会社員ならば利益を上げても自分の給料に反映される事などありません。

 

極端な話、ダラダラと毎日をルーティンワークで過ごしていても毎月決まった給料が貰えるので適当に働いて、休日を思いっきり楽しんだ方が人生充実すると思います。

 

終身雇用制度がなくなったといっても、会社は簡単に社員を解雇する事ができません。

 

最低限の仕事をしつつ問題を起こさないようにして、安定した給料が貰える会社員は気楽だなと感じました。

 

ただ、収入は自営業で働いていた頃より低くなりました。

 

副業解禁で働き方は変わる

常識的な考えですが、最低限の仕事しかしなければ出世も昇給も望めません。
なので、収入を増やしたければ自分で収入を増やす行動を起こすしかありません。
大手企業でも副業を解禁したり、休日は何をしようとも自由という社風が増えてきています。
これは、「昇給は望めないので自分で何とかしてね」という会社からのメッセージと個人的に感じています。
会社員でも副業をしている事が当たり前な世の中に変化していくのかなと思っていますが、こればかりはどうなるか分かりません。
ただ、そういった事が常識になったとしても慌てない為の準備をしておく方が、不安な将来でも光が見える気がするのです。

両立が攻守ともに最強

副業を容認している会社で安定した収入を得つつ、帰宅後や休みの日に自営業をしたり副業をするのが攻守ともに最強です。

 

会社員として働く事で生活費の不安に襲われる事も無く、人間関係のわずらわしさに巻き込まれる事もありますが孤独感もなくなります。

 

そして、給料に不満があっても自営業で収入を増やす事ができます。

 

  • サラリーマンのみに与えられたメリット
  • 自営業やフリーランスにのみ与えられたメリット

その両方を活かした良いとこ取りがこれからの世間を生き残る為に必要だと思いました。

 

なので、これからフリーランスや自営業として活動しようと思っているならば、少し思いとどまり。

 

少ない給料だけど楽な職種で社員として働きつつ、余った時間で自分の活動をする方がベストだと実体験から思います。

 

「お前の言う事なんて信じないぜ!俺はフリーでやってやる!」という方は、【毎日襲ってくる不安】に打ち勝てるだけの精神力が必要ですので、覚悟を決めて臨みましょう。